3D景観作成ソフト"Vue"の紹介


Updated By : August 4, 2012 2:17:17 PM JST

3D景観作成ソフト"Vue"について、初心者的に紹介します。
初心者的紹介なので、ご存知の方で説明不足や間違いに気が付きましたら指摘してくださいね。

レンダ.bmp

テスト11.bmp
 
さっそくですが、上の絵はVueで作ったものではありませんww Vueと比較のために貼ってみました。
これは景観作成ソフト"Terragen2"(テラジェン2)の無料版でテストレンダリングしたものです。
 
世にあるすばらしい3D風景画像と比較すれば、さえない景色ですね。
でも、これがファーストタッチから30分後(上)、数時間後(下)の作品と聞いたらいかがですか?
 
実際にそれだけの時間で作れるわけで、機能もインターフェイスもすばらしいものがありました。
このテラジェンは惑星1個の全地形を半自動で作る力があります。

上の絵で大陸や島がはるか遠くまで作られているのが分かりますか?
しかし、私が欲しかった「アニメーション機能」付きは有料で、価格が高いように思って断念しました。

でも、これまでVueに使った金額を考えたなら高くなかったかもしれません。当時は何を考えていたのかなー。ちょっと覚えていません。
 
テラジェンは4万円くらいでアニメーションできるみたい。Vueの導入を検討する人は比較することをおすすめします。詳しくはないけど本当に使いたかったのはこっちだったし、シュミレーションのすばらしさはVueを凌いでいると思いますので。
 

◆ PVでアルプスを表現したかった。
 
私が景観作成ソフトを導入することにしたのは、数年前にハイジのPVを作ろうと思ったのがきっかけです。
動画は見なくていいですw 静止画で雰囲気をつかんでください。

heidi01.bmp
 wwwこっちじゃなかった。
 
 

heidi02.bmp
  こっちです。
 
 

それで、どうしてもアルプスの山脈が背景に必要だったのですよ。


モデリングでアルプスの山脈を一から作ったのでは大変すぎるので、景観作成ソフトをさがしました。
1ヶ月くらいかけてTerragen、Bryce、カシミール・・・そのほか体験版をいろいろ試してみました。

 

各ソフトはそれぞれ特化した良い特徴があるのですが、PV動画に使えそうなのはVueとTerragenでした。その2つを比較すると、5千円の低予算でアニメーションまで出来るのがVueだったというわけです。

 

有名Pさんや有名Dさんも使っていると知ったのは、導入した後でした。他の方のVueは高価な製品版だろうと思われますので、安い以外にも動画作成に利点があるのだと思います。

 

 

◆私のVueはこんな感じ。

 

現在のVueの最新版は10ですけど、私のバージョンは8で、無料の”Pioneer”というものをベースに「追加モジュール」を購入したものです。無料の10にしないのかって? バージョンを変えると追加モジュールをもう一度買わないといけないのですよ。もったいないからね。

 

Pioneerは無料ですから一番下のグレードになります。こいつはレンダリング結果に派手なロゴが入りますから、そのままでは使えません。そこでお金を出して、何でも良いから追加部品を購入するとロゴが消えるしくみになっています。


▼販売元の”e-on”
http://www.e-onsoftware.com/

Vue001.bmp

 


▼Vueのダウンロードやお買い物のできる公式サイト”cornucopia3d”
http://www.cornucopia3d.com/
Vue002.bmp

 

 

モジュール

最初、何も知らない私は”Fairy Tale”というパックを買ってしまった。でもこれはPioneerにジオラマ部品が付いてくるだけのもの。お城とかお姫様とか。どうせ買うなら機能を拡張する「モジュール」を買った方がいいです。

 

モジュールというのは、Vueの上位バージョンの機能をバラ売りしているもの。全12種類で1個が5000円~8000円くらい。全部そろえると”コンプリート”というバージョンと同等のVueになります。ただしコンプリートよりさらに上位のVueにすることはできません。

 

 

▼12種類のモジュール
Vue003.bmp

私の購入したモジュールをご紹介~

 

”RenderUp”
レンダリングが早くなります。デフォルトなら2スレッド対応のところ、8スレッドまで使えるようになります。
ただし、花火の光のようなエフェクト描画は早くなりません。

 

”KronosFX”
アニメーションをスプラインカーブで制御できるようになります。機能やインターフェイスが増えて、レンダリングも使いやすくなります。

 

”Exporter”
Vueのデータを出力して、他のソフトで使えるようにします。形状のobjファイルや山や海のテクスチャ画像、スカイドームのパノラマ画像など。

 

”AdvanceGraph”
関数を使って、地形や水面の複雑な情景を描き出します。使う人の工夫次第で無限大の可能性を得られますが、ポチには理解不能です。海面の手軽なプリセットを付加してくれたのはコレだったような。(間違ったこと言っていたらゴメン。)

 

”Botanica”
植物の詳細な編集が出来るようになります。植物が地面から生えてくるようなアニメーション設定も可能。
ただし、植物が風になびく様は表現できません。風の発生と編集はゼファーというモジュールに依存します。

 

息抜きのVue画像
Nolans test053.bmp

 

 

◆Vueの良いトコ、悪いトコ

 

使ってみた私の感想です。
ここはVue8時点の古い情報と思ってください。最新の10なら改善されてるかも。

 

×悪いところ
・ネットでの情報が少ない。(ポチが探せないだけかも)
・pioneerの説明書が英語のため、解説本を購入する必要がある。
・インターフェイスが個性的なので、直感的な操作が難しい。
・大気シュミレーション主体なので、星雲や銀河が描けない。

 

 

▼沖乃綿哉さんの解説本、2冊とも買いました。(旧バージョン用ですが、なんとかなってます)

Vue book.JPG

 

 

▼インターフェイス
メイン画面は4分割で、左上が平面図、左下が正面図、右上が側面図、右下がレンダリングプレビュー。
上部にポップしているウィンドウはアニメーションのタイムライン。
Vue image.jpg

 

 

○良いところ
・一番安くアニメーションできる。
・モジュール無しでも、ある程度美しい景色が作れる。
・cornucopia3dのサイトで、様々なジオラマが購入できて楽しい。

過去、ここで花火を買って改造して動画にしました。

また、無料DLのものがそこそこあるので、時間はかかるが全部閲覧するとよいでしょう。
・メールサポートが親切、迅速、的確。(日本の代理店ではなくe-onのことです。)

ただし英語のやり取りですが(><;) 日曜日でも当日に返事が来たりする。私はこちらでご指導いただいて、win7の基本操作「管理者として実行」を意識するようになりました。

 

 


◆日本のイーフロンティアのサイトから、グレード別機能比較表を見ることができます。
http://www.vue-cg.jp/product/artist/comparison.html

 

日本代理店のイーフロンティアから購入すると、Vueは完全日本語化されてるのかな?

もし日本語の説明書とか付いていたら便利ですね。買ったことないから知りませんが。

 

 


◆結論
本とモジュールを買って割に合うのならおすすめですねー。

 

 

 

ブログはこれで以上です。
最後は、こんな事が出来るという例として私が作ったつたない動画を掲載します。


 

 

 






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